「bucket list」が死ぬまでにしたいことのリストという意味になった経緯を教えてください。
ネイティブによる回答
Rebecca
おもしろい質問ですね。これは実は、まったく別の言葉から派生した表現です。 まず、「死ぬ」という意味の「kick the bucket」という言葉があります。ここから、「kick the bucket」する前にやりたいことのリストという意味で、「bucket list」という言葉が生まれました。 この言葉が初めて使われたのは、2007年に公開された『最高の人生の見つけ方(原題: The Bucket List)』という映画で、ここから定着しました。 さらに、「kick the bucket」の語源については2つの説があります。 - 首吊り自殺をする際に、踏み台にした「bucket」を蹴り飛ばすことが語源だとする一般的な説 - 「bucket」の語源は「木の梁」を意味するフランス語の「buque」であり、屠殺場ではここに豚を吊っては蹴り飛ばすことが語源だとする歴史的な説 例: I need to make a list of things to do before I kick the bucket.(死ぬ前にやりたいことのリストを作らないと。) 例: My bucket list is short, I just want to see a few places before I kick the bucket.(私のやりたいことのリストは短くて、死ぬ前にいくつか見たい場所があるだけ。)